2025.08.25

首都圏タオルショップ特集① 洗ったあとの使い心地まで体感できるタオルショップ

洗ったあとの使い心地まで

体感できるタオルショップ

Fil+usine富ヶ谷店(フィルユージーヌトミガヤテン)

Address:〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷1丁目2-1 NYビル1F

今治には80近くのタオルメーカーがあり、東京や他の地域に出店しているお店も数多くあります。そこでIMABARI LIFEでは、新企画として、首都圏のタオルメーカーのショップを取材することにしました。第一弾は、渋谷区の「Fil+usine富ヶ谷店」です。

ふらっと入りたくなる
「糸の工場」

東京は渋谷、富ヶ谷の路地を歩いていると、雑貨店のようなタオルショップと出会えます。

「Fil+usine富ヶ谷店」は、今井タオルが運営するショップ。店名の「フィルユージーヌ」は、フランス語でfil(糸)+usine(工場)という意味だとか。その名の通り、糸からこだわったタオル作りが行われています。

とても富ヶ谷らしい雰囲気のお店で、ふらっと入りたくなってしまいますね。

「それを狙っているんです」
というのは、八木邦子店長。

八木店長はFil+usineのショップで働きはじめて7年目。立川など他の地域の店舗で働いたあと、こちらの富ヶ谷店に来てから4年。「自分がいちばんのフィルユージーヌのファン」だといいます。

「もともとタオルが好きで、最初は立川や調布など、Fil+usineの別のお店で働いていたのですが、そこの店長としてタオルを売っていくうちに、もう、どハマりしました(笑)」

洗った後のタオルも

イメージできる
ディスプレイ

では、そんなにハマってしまうというこのお店の魅力はどんなところでしょうか?

「今治タオルはみんな基本的に吸水性がいいのですが、フィルユージーヌのタオルは、さらに洗った後もふんわり感があるかとか、長く使い続けられるタオルを目指しています」(八木店長)

商品棚の上には店名にも入っている「糸」がディスプレイされています。

お店には、きれいに陳列されたタオルの奥に、洗った後のタオルも置いてあります。

「タオルってやっぱり、新しいものは毛が寝ていてぺっちゃんこですけど、洗うとふわっとするので。使った後のイメージがしやすいように、昔からどこのお店でも置くようにしています」(八木店長)

売り場の近くに並ぶ洗った後のタオル

なんと。それは親切ですね。お客さまとのコミュニケーションにもつながりそうです。

「そうですね。こちらには白いタオルを並べていまして、糸や織り方によってナンバーがついており、肌触りや使い心地の違いで分かれています。どんなタオルが好みなのかを聞きながらタオル選びをしていただいています」(八木店長)

人気のタオルは、天然成分のスクワランをレーヨンに織り込んだ「エクセラン」や、3色に染めた糸をミックスしたロングパイルの「Ange(アンジェ)」。また両面ガーゼの「SASHIKO」も、男性にも女性にも使っていただける商品だそうです。

エクセラン

Ange(アンジェ)

さらに、赤ちゃん向けスリーパーやスタイ、オーガニックコットンの抱っこ紐カバーなど、ベビー用品も充実しています。

「ここのお客さまは肌ざわり重視の方が多いですね。毛羽が落ちない、乾きが速い、かさばらないとか」(八木店長)

お客さまは近所の方が多いのですか?

「そうですね。でもご近所の方だけでなく、電車でわざわざ来たり、最近は海外の方も多いです。近くに大使館がありますし、観光の方がふらっと入ってお土産に買って帰ったり。踏切が近いので、電車を待つ間に入ってきたり。あとは、たまにしかタオルは買わないけれど、散歩の時に寄ってくださるおじい様とか、たまたま趣味が一緒で自分で作った古布(こふ)を見せに来てくださる方とかもいますね」

それは素敵ですね。確かに、ふらっと入りたくなるお店だし、デザインもかわいいものが多いですね?

「ありがとうございます!デザインは、東京にある『メイフェアスタジオ』というデザイン事務所と一緒にやっているものが多くて。すぐ近所に事務所があるんですけれど」(八木店長)

店頭には、そのデザインスタジオが手放した絵本が並んでおり、手に取って読んだり、気に入れば買うこともできるそうです。

いちばんのファンだから、

いちばん上手に接客できる

ちなみに八木店長の好きなタオルはどれですか? とお聞きすると、「季節によって違いますが…いまの季節はこの2つです。」と出していただいたのが、『天使の眠りII』と『IM-1 お気に入りのホテル』でした。

『天使の眠りII』と『IM-1お気に入りのホテル』

「白くてふわふわしていて、使っていて安心感があるというか。一年中好きなんですけれど、夏は乾きが早いから、厚いタオルでも気楽に使えるので、そういう意味で」

新しいタオルができると、とりあえず自分で使って、どんな使い心地かなどを確かめて、それをお店でお話するようにしているという八木店長。一番のファンだからこそ、一番タオルを売るのが上手なんですね。

Fil+usine(公式サイト)
https://fil-usine.com/

メイフェアスタジオ
http://www.mayfairstudio.jp/company.html